高浜市の「多文化共生コミュニティセンター」では、市内在住の外国籍の方を対象に、仲間作り、日本語学習、相談など、生活全般のサポートをしています。

「三方よし」を目指した多文化共生を

2021/12/05(日)
地域に住む外国の方たちの様々なサポートをするのですが
時々えっ???という相談もあります。

住居に必要な書類をサポートして欲しいと来た外国籍の方。
書類が終わったら12月から働く会社の契約書を
翻訳して欲しいと。(これは本当は会社がやってくれるといいと思ってますが)
その話が終わったら傷病手当の話。
11月いっぱいまで傷病手当をもらっている。
12月1日から新しい職場で働く予定だけど、
その日から働くと傷病手当をもらえなくなるかもしれないから、
会社に電話して働くのを1週間伸ばして欲しいと電話をして欲しいと。
その電話したくないなぁと担当した職員は思ったそうですが、
次の業務の段取りもあり言われるがまま電話をしてしまったそうです。
あとで報告を受け、んー、なかなか大変だったわねと
労いながら、こんなお話をしました。

「三方よし」

電話をしたくない。そう思ったことがすでに答えだったわねと。
今回のお話は、相談にきた人の都合で動かされてしまった。
よかったのは本人だけ。
会社の人はきっとガッカリしたと思う。
そして、その電話をしてきた私たちのことをどう思うだろうか?
電話をした職員も後味が悪い。
自分だけがよいはダメ。
みんなが良い方法をこれからは考えていきましょうと。
そして困ればすぐに報告して相談!


このようにトライ&エラーを繰り返しながら、
地域の外国人住民との多文化共生を考えています。